豊穣の女神。豊かさとは

前回の記事に載せていたこちらの絵は

豊穣の女神、アバンダンティアをイメージして描きました。

(F0号 アクリル・金箔)

原画『女神アバンダンティア』 – *NAO. ART SHOP*

***

豊かさってなんだろう~って考えたときに

シンプルでありきたりですが

やっぱり「ある」って思える心の状態の事なんじゃないかなと。

スペインに一か月行ってた時心の底から思ったんですよね。

「あ~~、お風呂にお湯を張ってゆっくりつかれるって

なんて贅沢なんだ!」って。

日本にいると当たり前のことのように感じるけど。

スペインの南のほうは水が貴重だから

安い宿に泊まると(時々高い宿でも!)シャワーのみが普通だったりして

わたしが泊まったところもシャワーのみ。

しかも水圧が弱いっ。

日本に帰って強い水圧のシャワーと

たっぷりのお湯を張ったお風呂につかったとき・・・

「ぅふわ~~~、幸せ~~、豊か~~~」って感じた。

昔、安いものしか買えないのは貧しいことだと

短絡的に思ってたけど・・・

違う。

この水の量を毎月あの値段で手に入れられることが奇跡なんだって

気づきました。

日本に住んでいると「当たり前」になっちゃってたこと。

「当たり前」イコール奇跡の連続だった。

奇跡とは、普通ありえないことがおこることをいいますよね。

でもありえないことが連続しておこると

それは「当たり前」になっちゃうんだ。

豊かさとは、何かを得ることだと思っていました。

もちろん人によって定義は違うでしょう。

何かを得ることであってももちろんよい。

でもわたしにとってはその定義は苦しかったんです。

今、思う「豊かさ」とは

すでにある美しいものを見つける力。

すでにある幸せに気づく力。

また3日後には定義が変わっているかもしれない。

それでいい。

とにかく今はこの新しい定義に浸っていたいと思います。

さて、冒頭の絵について。

アバンダンティアとは、豊穣の女神さまのお名前です。

ホルンを抱えていて、そのホルンからは穀物や金貨があふれ出ていたといわれています。

このホルンを示す輪には金沢産の金箔を一つ一つ丁寧に貼りつけました。

キラキラと光る金箔を見ていると

本当に豊かな気持ちになります。

ちなみにひと瓶500円の金箔です 笑

それでも昔だったら一部の人しか触れなかったんだろうなぁとか

思いをはせてしまいます。

今だったら、新幹線で金沢に行ったり

または物流で運ばれてきたりするけれど

そういった乗り物がなかった時代は

自分の住んでいる地域から一歩も出ずに

一生を終える人もいたのかもしれないと考えると

今は世界中が時間も距離も近くなっていて

「当たり前」に海外旅行とかいってる

すごい時代なんですよね。ホント。

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